◆米男子プロゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ 第3日(7日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC=7596ヤード、パー73)
12位で出た松山英樹(LEXUS)は上がりの6連続を含む8バーディー、2ボギーの67をマークし、通算15アンダー。首位に9打差の9位に順位を上げた。65で回ったコリン・モリカワ(米国)が24アンダーでトップを守った。
松山は「スタートはなかなか、うまくショットもパットもかみ合わなかった。後半になって、あまりよくはなっていないなかでも、流れよくプレーできた」と、穏やかな表情で振り返った。
3、4番で連続ボギーを喫したが、5、6番の連続バーディーですぐに取り返し、スタート前と同じ9アンダーのまま後半へ。
13番から怒とうの“バーディーショー”が始まった。5メートル弱をねじ込むと、続く14番でピン右3メートルのチャンスを決めた。
15番パー5では、グリーン左からの難しいアプローチを1・2メートルにつけ、12アンダーに。
16番は83ヤードの第2打を1メートルにからめ、17番で159ヤードをピン右上3メートルに運び決めきった。
18番パー5はグリーン手前からの第3打をカップ脇に寄せ、OKバーディーで締めた。
この日は15ホール中10ホールでフェアウェーへ運び、18ホール中15ホールでグリーンを捉えた。
今大会は2015年に3位、17年2位、18年4位と好相性を誇る。首位のモリカワとは9打差だが、2位とは3打差。最終日へ「前半で少しでも伸ばせるようにしたい」と意気込んだ。2023年初戦から、上位に食らいつく。