「ゴルフ天才少女」須藤弥勒がモンゴル合宿の成果を明かす「ゴルフ界の横綱になります」


極寒のモンゴル合宿でタフさを身につけた須藤弥勒

極寒のモンゴル合宿でタフさを身につけた須藤弥勒

 史上初のジュニアゴルフ世界4大メジャーのグランドスラムを達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(ゴルフ5)は24日、モンゴル・ウランバートルで敢行した極寒合宿の成果を明かした。オフシーズンに多くのゴルファーが向かう温暖な地ではなく、あえて氷点下25度の極寒の地に向かった弥勒は「今までゴルフ遠征などで、たくさんの国に行きましたが、ここまで人間を強くすると感じた環境はありませんでした。約1週間の短い期間ですけど、心身がタフになりました」と充実の表情で話した。

 今回のモンゴル合宿ではウランバートル郊外にも足を運び、ゲル(移動式住居)で暮らす遊牧民と交流するなど貴重な経験を積んだ。「厳しい環境の中、モンゴルの方々には人間的な強さを感じました。それは、たぶん、気を抜いたら死んでしまう危険もあるからだろう、と思いました。それぐらい、すべてにタフです。私は今までゴルフに命をかけている、と思っていましたが、モンゴルの遊牧民の方々と接して、まだまだ、タフさが足りないと強く感じました」と弥勒は実感を込めて話した。

 モンゴル出身の力士の強さの源にも触れたという。「モンゴルで鍛えられることで、大横綱の朝青龍関、白鵬関のような突出した人物が生まれる、と思いました。私もゴルフ界の横綱になれるように、今まで以上に命をかけて練習します」ときっぱり話した。

 「モンゴルに来て本当に良かったです」。弥勒は初体験の地で得た教訓を胸に、新たなゴルフ人生の幕開けを誓った。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。11歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17、18年に世界ジュニアゴルフで連覇し、頭角を現す。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。昨年8月から横峯良郎氏の指導を受ける。現在、ドライバーの飛距離は約210ヤード。家族は父、元フィギュアスケート選手の母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。145センチ、52キロ。

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