タイガー・ウッズ、元GFに「セクシャル・ハラスメント」で訴えられる…2月大会では女性への侮辱行為で釈明


 米プロゴルフ界のスーパー・スター、タイガー・ウッズ(47)が元交際相手にセクシャル・ハラスメントなどで3000万ドル(約40億円)を請求する訴えを起こされていることが9日、分かった。米フロリダ州マーティン郡の裁判所記録から明らかになり、米メディアが一斉に報道した。

 米メディア報道によると、ハーマンさんは家庭内での争議で受けた精神的苦痛に加え“セクシャルハラスメント”もあったと主張しているという。また2017年の交際スタート時に「秘密保持契約」を結んでおり、これについても無効を申請した。2人は同郡の高級住宅地ジュピター・アイランドにあるウッズ邸でウッズの2人の子供も一緒に暮らしていた。

 ウッズはハーマンさんとの離別を公式にはしていないが、昨年秋に別れたという。米メディアはハーマンさんの訴えによると、2人の間には別れた後も一定期間の居住の継続を口頭で約束したにも関わらず、ウッズに騙されて追い出されたと主張していると報道している。

 ウッズは04年にスウェーデン出身のモデル、エリン・ノルデグレンさんと結婚。長女、長男をもうけたが、複数の女性と不倫関係を同時に持っていたことが発覚。10年に性依存症と診断されセラピーを受けていることを告白したが、同年離婚を発表した。21年には米カリフォルニア州で、運転する車で単独事故を起こして緊急搬送。右足粉砕骨折などで、一時は選手生命の危機までささやかれたが、厳しいリハビリを経て昨年4月のマスターズで復帰。今年2月には試合中に、同伴競技者の手に女性用生理用品を握らせたシーンがネット上に拡散され、「女性への侮辱行為」と炎上。「ただの冗談だった。誰かを侮辱するつもりはなかった」と釈明する羽目になっていた。

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