◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(26日、宮崎・UMKCC=6565ヤード、パー72)
最終組が前半を終えた。
小雨が降る中、首位から出た19歳の川崎春花(村田製作所)が前半の9ホールを1バーディー、1ボギーの36で回り、通算9アンダーで首位タイをキープしている。川崎はルーキーイヤーの昨年、メジャーの日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でツアー初優勝を飾り、さらにマスターズGCレディースも制覇。ポイントランク15位と躍進した。今季、開幕戦は新型コロナウイルス感染で欠場、2戦目は予選落ち、3戦目は52位と出遅れたが、4戦目にして昨年の勢いを取り戻した。今季初優勝、通算3勝目に向けて、勝負のサンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)に入った。
13位から出て13番まで五つスコアを伸ばした吉本ひかる(マイナビ)が一気に首位タイまで浮上した。今季2戦目の明治安田生命レディスヨコハマタイヤで念願の初優勝を果たし、絶好調の24歳が2勝目を狙う。
1打差3位に、13位から出て13番まで四つスコアを伸ばした福田真未(安川電機)、同じく4位から出て10番まで一つスコアを伸ばした韓国のイ・ナリ(ゴルフ5)が続く。
2位から出た比嘉真美子(TOYO TIRE)は前半、一つスコアを落とし、2打差の5位につけている。地元の宮崎出身の山内日菜子(ライク)も2打差5位と健闘を続けている。