石川遼、セルヒオ・ガルシア超えツアー最多16R連続60台「刺激になる」


スマホでフォームをチェックする石川遼(カメラ・谷口 健二)

スマホでフォームをチェックする石川遼(カメラ・谷口 健二)

 男子プロゴルフツアー、関西オープンは13日から4日間、大阪・泉ケ丘CC(7051ヤード、パー71)で開催される。石川遼(31)=カシオ=は、昨年11月のダンロップフェニックストーナメントの最終日から今季開幕戦の東建ホームメイトカップまで13ラウンド(R)連続で60台を継続中。予選R2日間をともに60台で回れば、米ツアー11勝のセルヒオ・ガルシア(43)=スペイン=のツアー最多記録「15」に並ぶ。

 17年マスターズ覇者・ガルシアの記録を目前に、石川は「自分なりにいいプレーができれば、数字はついてくると思う」と話した。連続60台のツアー最多記録まであと「2」。決勝Rで記録更新も見えている。

 この日は悪天候のため、ショットやパター練習で最終調整。前日(11日)までの2日間の練習Rでは「インコースの方が狭めな印象」とし「リスクもあるし、攻めて成功すればチャンスをつくれる」と勝機を見いだした。ガルシア超えの記録には「そんなに興味はない。いいスコアの回数を増やしていくのは、今後も目標として掲げていく」と目の前の一打に集中した。

 3年前から始めたスイング改造も大詰め。3位入りした開幕戦は優勝争いを演じた。調子は上向きだが、「めちゃくちゃ強いというのは、トップで出て、みんなが追い付こうとしているけど追い付けない勝ち方」と満足はない。ツアー通算19勝目へ「いいゴルフをした先にそういった展開(記録更新)があると刺激になる。やることはいっぱいあるので、これからが楽しみ」と語った。(瀬川 楓花)

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