米女子プロゴルフツアーのHSBC女子世界選手権は29日から4日間、シンガポール・セントーサGCで行われる。今季出場3戦目となる、稲見萌寧(Rakuten)は28日、WOWOWの取材に「最初から頑張って上位に食い込んでいけるようにしたい。日本の方も来てくれるということで、いいゴルフを見せられるように」と意気込みを語った。
1月に米国で行われた2戦で19位、8位と上々の滑り出しを見せた本格参戦1年目の稲見は初のアジア戦を前に「トレーニングをメインにやっていた。コースは一度、高校生の時に試合で回っているが、すごい難しいイメージが強い。グリーンも全体的にアンジュレーションが強い。狭く見えたり、より一層の精度が必要」と気を引き締めた。
シンガポールの暑さには「日本が寒かったので、寒暖差に体がやられている。昨日、有酸素運動を多めにして汗を出した。体調管理が難しい」と話していた。
世界ランク上位者による66人が集まる屈指の大会は72ホール予選落ちなしで争われる。日本勢は畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、古江彩佳(富士通)、笹生優花(フリー)、西村優菜(スターツ)と5人が出場する。