6年ぶり復帰戦の森田理香子は通算1オーバー「私でもまあまあやれるというのは、これからの支えになる」


2番ティーショットを放ち笑顔を見せる森田理香子(カメラ・今西淳)

2番ティーショットを放ち笑顔を見せる森田理香子(カメラ・今西淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 最終日(3日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)

 2013年大会覇者で同年賞金女王・森田理香子(フリー)は28位から出て、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算1オーバーの暫定36位でホールアウトした。

 約6年ぶりのツアー復帰戦を終え「4日間通してショットがブレていて、あまり良くなかったけど、(自分自身)あまりうまくないアプローチに助けてもらった。パッティングも良かった。4日間完走できて、悪いながらも耐えられたので良かった」と振り返った。

 決勝ラウンド進出は18年5月以来。体の疲れ具合については「想像以上に疲れました。コースも難しかった」という。「いろいろ期待してもらって、うれしい反面、すごくプレッシャーになっていたところもあった。予選通過してホッとした部分があった時、ちょっと気が抜けて、雨も降って、体も痛いところもある。でも今日は暖かかったので良かった。何とか完走できた」と満足そうに話した。

 その上で「やれるとは思いませんが、優勝とかいうレベルではない。もっと精度も、上げていかないと勝てない世界だと改めていろんな選手を見て思った」とした。一方で「自分を褒めるわけじゃないけど、私でもまあまあやれるというのは、これからの支えになる。気持ち的にはすごく楽になった。あとは気持ちのコントロールができるようになれば、運が良ければ上位に行けるのかな」と心境を明かした。

 また、「変わらずに応援してくれる人がこんなにいるというのはすごくうれしい。力になると言ってもらえて良かった」と感謝した。

 次週は明治安田レディス(7日開幕、高知)に出場し、ヤマハレディース(28日開幕、静岡)も控える。4日間の自己採点を問われ「100点満点です」と答えた。

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