◆米男子プロゴルフツアー アーノルド・パーマー招待 第2日(8日、米フロリダ州ベイヒルC=7466ヤード、パー72)
第2ラウンドが終了し、1打差2位から出た松山英樹(LEXUS)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算7アンダーで首位に浮上した。ホールアウト後に中継局の取材に応じ、「ショートゲームがうまくいかないが、それでもアンダーパーで回れたので良かった」と振り返った。
ショットの精度には納得していないという。それでも3番では足を池に入れた状態からの第2打で、ショットインイーグル寸前のスーパーショットを披露。3メートルを沈めて、バーディー先行とした。「助かった部分と、散々悪いライにいっているので、ああいうラッキーがあってもいいかな」と笑みを浮かべた。4番、16番のパー5では2オンに成功しともにバーディー。最終18番でも4メートルをねじ込み、バーディーで一日を締めくくった。
不安視された腰痛は18番で痛みが出るも、ほかのホールでは問題なかったという。「17ホールはほぼ痛みなくできたので良かった」と話した。首位には松山のほかに昨年のメジャー、全米オープン覇者のウィンダム・クラーク、世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(ともに米国)ら6人がつける大混戦。「しっかり伸ばして、最終日にいい位置で回れるようにしたい」と第3ラウンドへ気を引き締めた。