小祝さくらは12番からの3連続ボギーで後退して2位「ショットが全然ダメで安定性がなかった」


6番ティーショットを放ち声援に応える小祝さくら(カメラ・今西 淳)

6番ティーショットを放ち声援に応える小祝さくら(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 最終日(10日、高知・土佐CC=6273ヤード、パー72)

 4打差2位から出た小祝さくら(ニトリ)は4バーディー、4ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算10アンダーの2位タイに終わった。前半はパープレー。後半の10、11番の連続バーディーで一時はトップの鈴木愛に2打差に迫ったが、12番の3パットから3連続ボギーを喫するなど優勝争いから後退した。

 「ショットが全然ダメで安定性がなかった。何とか踏ん張っていたけど、途中からパットとかショット以外でかみ合わなくなって、流れも悪くなってしまった」と残念そうに振り返った。次戦に向けては「切り替えて、今日の課題をしっかり練習したい」と話した。

 節目の通算10勝目は次週以降に持ち越しとなったが、今週単独4位以上が条件だった生涯獲得賞金6億円は突破した。1988年のツアー制施行後で横峯さくら(2010年)、鈴木愛(19年)に続く年少3位(25歳330日)の記録となった。

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