鈴木愛が通算19勝目の優勝インタビューでさらなる飛躍誓う 「30代になるのでもっと活躍できるぞ」


通算16アンダーで優勝し(左から)新海美優、葭葉ルミとタッチを交わす鈴木愛(カメラ・今西 淳)

通算16アンダーで優勝し(左から)新海美優、葭葉ルミとタッチを交わす鈴木愛(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 最終日(10日、高知・土佐CC=6273ヤード、パー72)

 4打差の単独首位で出た鈴木愛(セールスフォース)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算16アンダーで初日から首位を譲らずに優勝。4日間大会では自身初の完全Vとなった。

 隣県の徳島県出身で太平洋を望むシーサイドコースでは、四国のファンからの声援も浴びて2019年に続く大会2勝目で、優勝賞金1800万円を獲得した。小祝さくら、藤田かれん、高橋彩華が6打差の2位だった。

 鈴木は表彰式での優勝インタビューで、にこやかに喜びの声を口にした。「(最終日の)今日一日、この4日間で一番ショットが乱れた一日になってしまい、本当にどうなるかという展開で。不安になる時間も多かったですけど、練習やトレーニングしてきたことを信じてやるだけだなと思い、最後まで良いプレーできました。若い選手に圧倒されていますけど、私ももうちょっとで30代になるので、30代ももっと活躍できるぞっというところを見せていきたいなと思います。また、地元(四国)で優勝できたことも非常にうれしく思います」

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