藤田かれんがこの日最少67でツアー自己最高の2位「ここまで伸ばせるとは思っていなかった」


5番で第2打バンカーショットを放つ藤田かれん(カメラ・今西 淳)

5番で第2打バンカーショットを放つ藤田かれん(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 最終日(10日、高知・土佐CC=6273ヤード、パー72)

 プロ3年目で23歳の藤田かれん(ライク)が5位から出て6バーディー、1ボギーのこの日ベスト67で回り、通算10アンダーでツアー自己最高の2位に入った。

 前半に3バーディーを奪うと、14番からは3連続バーディーと伸ばした。「朝の練習ではあまりショットが良くなかったが、コースに出てみたら毎日変わらず調子良くいけたので良かった。予選2日間はイーブンで、自分がここまで伸ばせるとは思っていなかった。上位に来られたのは大きな自信につながった」とうれしそうに話した。

 滋賀出身で平均飛距離250ヤード超のドライバーショットを誇る注目の若手だ。21年11月のプロテストに合格し、22、23年は下部のステップアップツアーを主戦場に。昨年末に行われたツアー出場権を争う最終予選会で3位に入り、今季レギュラーツアー前半戦の出場資格を持つ。

 米ツアー主戦場とする古江彩佳、西村優菜らを擁する2000年度生まれ・ミレニアム世代の一員。第1回リランキング(6月)での後半戦出場権に向けても大きく前進し「本当に一試合一試合、上位目指して頑張りたい」と気を引き締めていた。

最新のカテゴリー記事