◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 練習日(14日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)
昨年大会覇者で、ツアー通算5勝の青木瀬令奈(リシャール・ミル)が練習ラウンド後、自身初の連覇に意欲を示した。
昨年は最終日の序盤に一時は8打差をつけられながら、64をマークし、上田桃子を一気に逆転した。「あっという間の1年だった。戻ってこられてうれしい気持ちと、去年ここに来た時とはまた違う気持ちで、ホームのような気持ちで来られた。大会を盛り上げなきゃと、そこの覚悟じゃないけど、自分の中でプラスアルファで気持ちが入る」と気を引き締めた。
開幕戦は19位、前週の明治安田レディスは最終日に69と伸ばし、7位と好調だが、「まだまだ本調子ではない。小技でうまく拾っていて、先週のトップ10は最終日にパッティングが良かった結果」と冷静に分析した。
徐々に調子を上げている段階だが、連覇への意識を問われると「今までやったことないことを、やってみたい。去年初めて複数回優勝して、2年連続とか2週連続(優勝)の難しさを毎回感じる。達成するにはどうしたらいいかという組み立てを、自分の中でイメージしながらトライ&エラーだと思う。今週は2年連続のチャンスなので、チャレンジしたい」と意欲的に話した。
今週は「ミスヒットがすごく分かりやすい」というセンターシャフトの新パターを投入予定。「しっかり自分の思った通りに打てば結果も良くなる。それがプラスで、自信にもなったり流れも良くなる」と強調した。