◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 第2日(16日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)
通算19勝で2018年大会覇者の鈴木愛(セールスフォース)が4バーディー、1ボギーの69で回って通算7アンダーに伸ばし、自身3度目の2週(以上)連続Vへ首位タイへと浮上した。
1番パー5は12メートルに2オンさせてバーディー発進。5番もバーディーを奪うと、11番でボギー後、13番、16番のいずれもパー5でしっかりとスコアを伸ばした。「ショット、パットともに満足いく内容ではなかったが、60台で回れたのは良かった」と一定の評価を与えた。
自身初めて4日間大会で完全優勝を達成した前週と比べ「ショットはあまりいいイメージではない」というが「割りと(フェアウェーの)狭い(ここの)コースは好きなので、点で打ってという方が得意。ターゲットに向けて振り抜くだけ」と冷静に分析した。
17日の最終組は小祝さくら、竹田麗央と先週と同じ組み合わせとなり「あまりないですよね。絶対負けたくない。今週は大したことないな、と思われるのも嫌。自分が調子の良い時に優勝を取りたい」と闘志を燃やした。5月に30歳を迎える賞金女王2度の実力者は「20代のうちに20勝の大きな目標を達成したい」と意欲を見せた。
◆鈴木愛の連続優勝 過去2回あり、〈1〉19年6月のサントリーレディス、ニチレイレディスで2週連続〈2〉同年11月の樋口久子・三菱電機レディス、TOTOジャパンクラシック、伊藤園レディスで3週連続Vを達成している。