◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 最終日(17日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)
最終Rは悪天候により、人数を減らすセカンドカットが実施され、37人がプレー。10番から9ホールの「短期決戦」で争われ、鈴木愛(セールスフォース)が通算10アンダーで並んだ小祝さくら(ニトリ)とのプレーオフを2ホール目で制し、自身3度目の2週連続Vと節目の通算20勝目を飾った。
鈴木は優勝スピーチで「今日一日、天候がすごく悪くハーフでの勝負になりましたが、すごく終わるのが早く感じて実感も少ししか芽生えていないので、まだ優勝したという感じがあまりしないですけど、この短期の中ですごくいいショット、いいパットが多かった3日間だと思います」と振り返った。5月9日で30歳の誕生日を迎える鈴木。「先週優勝した中で、また今週すぐに優勝できてうれしいと思いますし、20代で20勝目を達成したい思いがあったので、こんなに早くまた優勝をあげることができて非常にうれしく思います。また、鹿児島で今まで優勝したことがなかったので、優勝できて本当にうれしく思います」と喜びを語った。