◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 最終日(17日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)
首位から出た小祝さくら(ニトリ)は通算10アンダーで鈴木愛(セールスフォース)と並ぶも、プレーオフ(PO)2ホール目で敗れ、2週連続2位に終わった。前週も鈴木との優勝争いの末、後半に失速し2位。2週連続でライバルの優勝を目の当たりにし、「悔しさしかない」と唇をかんだ。
PO2ホール目では、強く打ったバーディーパットがカップのわずか右を抜けて、2メートルのパーパットを残した。返しのパットも横を抜けて、先にパーセーブした鈴木の優勝が決まった。「(ファーストパットは)入れたいという気持ちもあった。自分のミスのボギーでも負けだったのでそれが実力なのでまた頑張ろうという気持ち」とグリーン上のプレーを振り返った。
POはこれで自身3戦全敗に。「今まで3回プレーオフをして全部負けてしまっているので、いつか勝てればいいなという思いで頑張りたい」と前を向いた。「悔しさを来週に向けて、たくさん練習をして優勝できるように頑張りたい」。次週のアクサレディス(宮崎)で2週分の雪辱を果たす。