脇元華、悲願の初Vへ睡眠改革で約5年ぶりの首位発進 「ドライバーとアイアンが安定」


初日、5アンダーの首位タイでホールアウトした脇元華 (カメラ・豊田 秀一)

初日、5アンダーの首位タイでホールアウトした脇元華 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 第1日(12日、熊本空港CC=6518ヤード、パー72)

 ツアー初優勝を目指す脇元華(GMOインターネットグループ)が6バーディー、1ボギーの67をマークし、2019年のアクサレディス宮崎以来、約5年ぶりの首位発進を決めた。「ドライバーとアイアンが安定して打てていた」とショットが好調。前半に3つ伸ばすと、16、17番をともに8アイアンで1・5メートルにつけ、リーダーボードを駆け上った。

 今季は睡眠時間確保を徹底しているという。「オフにいくら寝ても、起きれなかった。試合のときは起きなきゃいけないから起きていたけど、体は寝たりないと思った」と痛感した。「これまでは6時間(睡眠だった。でも、それだと回復しない」と昨年、26歳を迎えて意識を変えたという。最低7時間半の睡眠を心がけ、この日も8時間、しっかりと睡眠に充てた。「目覚めはいい。睡眠が大事だと感じている」と成果が表れている。

 今季は6試合中5試合で予選通過も、優勝争いには絡めていない。「悪くはないと思うけど、もう少し体力面であったり、アップの仕方、練習内容を見つめなおして上手くやりたい」とここまでの成績を評価した。宮崎出身で、今週は妹の桜も会場に駆けつけてサポートをしている。悲願の初優勝を地元・九州で果たし、笑顔の華を咲かせる。

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