尾関彩美悠、「大満足」の67で首位スタート ツアー2勝目へ「自分のペースで頑張りたい」


17番、第2打を放つ尾関彩美悠。初日5アンダー首位スタートを切った(カメラ・豊田 秀一)

17番、第2打を放つ尾関彩美悠。初日5アンダー首位スタートを切った(カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 第1日(12日、熊本空港CC=6518ヤード、パー72)

 ツアー1勝の尾関彩美悠(あみゆ)=JFEスチール=が6バーディー、1ボギーの67をマークし、首位スタートを決めた。「大満足。ショットがすごく良かった」と満面の笑みを浮かべた。

 1番で5メートルの下りフックを沈めて、バーディー発進。流れに乗り、11番で1メートル、14番では50センチにつけるなど、ピンに絡むショットでバーディーを量産した。「(2週前の)ヤマハ(レディース)からイメージが良くなった。アイアンの精度が上がって、チャンスが多くなった」とうなずいた。

 昨年10月のNOBUTA GROUPマスターズGCレディースは首位で最終日を向かえるも、73と伸ばせず2位に終わった。「あの時は(最終日に)前の3日間と同じような感じで回れていなかった。今週、優勝争いができれば、初日と変わらないペースでいきたい」と反省を生かす構えだ。「今日みたいにたくさんバーディーチャンスを作って、自分のペースで頑張りたい」と2勝目へ向けて引き締めた。

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