６番、バーディーパットを沈めギャラリーの声援に応える岩井明愛（カメラ・豊田 秀一）
◆女子プロゴルフツアー ＫＫＴ杯バンテリンレディス 第１日（１２日、熊本空港ＣＣ＝６５１８ヤード、パー７２）
前年大会覇者の岩井明愛（あきえ）＝ホンダ＝が５バーディー、ボギーなしの６７をマークし、首位発進を決めた。「ティーショットが良かった。楽しみながら気持ちよく回れた」と笑みを浮かべた。
９番パー５では２オンに成功。飛距離を味方に、次々とバーディーを奪った。１１日のパッティング練習では「距離感をつかめた」とグリーン上も好調。大きなピンチもなく、連覇へ向けて幸先の良いスタートを切った。
昨年はこの試合でツアー初優勝を挙げると、年間３勝をマークするなど、飛躍の年となった。今季はここまで優勝争いに加われていないが、状態は上がってきていると話す。「だんだん、（優勝争いの）回数が増えていけば優勝のチャンスができると思う。チャンスをありがたく思って、あす（１３日）も頑張ります」と意気込んだ。