【女子ゴルフ】佐久間朱莉を両親がサポート 母は手料理「おでんにマーボー茄子」 父はパット修正「構えてすぐ打とう」


通算15アンダーで優勝した佐久間朱莉を祝福する小祝さくら(左)(カメラ・今西 淳)

通算15アンダーで優勝した佐久間朱莉を祝福する小祝さくら(左)(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス 最終日(1日、埼玉・武蔵丘GC=6690ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、首位で出た佐久間朱莉(大東建託)が今季4勝目、ツアー通算8勝目を飾った。4バーディー、ボギーなしの68をマークし、通算15アンダーで制した。優勝賞金1800万円を獲得。初の年間女王に輝いた昨年に続き、2年連続の4勝を挙げた。

 佐久間は17番で2・5メートルのパットを沈めてパーセーブし、終盤に猛追した小祝さくら(ニトリ)を1打差で振り切った。2022、23年の年間女王・山下美夢有(花王)のツアー記録を1ホール更新する114ホール連続ノーボギーを達成。「ショートゲームをたくさん練習してきたのが結果に表れている。シビアなパーパットも決めきることができている」と語った。

 パットが低調だった第1ラウンドの後、コーチの父・浩太郎さんから「リズムが良くないから、構えたらすぐ打とう」と助言を受け、好転した。父には「美夢有ちゃんは別格。見習おう」と言い聞かされ、ショートゲームを磨き続けてきた。山下の記録を抜いたことを知った佐久間は「そうなんだ~、くらいでした」と振り返り、「ボギーを打たなければスコアは伸びてくる。自分を褒めてあげたい」と笑みを浮かべた。

 今週は埼玉・川越市の実家から車で約40分かけてコースに通った。母・美樹子さんにおでん、マーボー茄子、鶏肉の煮物など好物をリクエスト。母は「マーボー茄子は辛さ控えめ。おでんは朱莉が好きな大根、こんにゃくをたっぷり入れた。パワーになったなら良かったですね」と、優勝トロフィーを掲げるまな娘を見つめた。

 佐久間は「実家に帰るだけで気持ちが落ち着く。家族の顔を毎日見ながら過ごせたのは大きかった」。最高に居心地が良い時間が好プレーを生み、地元・埼玉での初優勝につながった。(星野 浩司)

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