【ツアーメシ】福岡出身・福田真未のお勧めは10年以上通う「ニイハオ!ポンユウ」王貞治氏も行きつけの中華料理店


ニイハオ!ポンユウの料理をアピールする福田真未(提供写真)

ニイハオ!ポンユウの料理をアピールする福田真未(提供写真)

 今回のゴルフ「ツアーメシ」企画はRKB×三井松島レディス(福岡CC和白C、10~12日)が行われた福岡にある「ニイハオ!ポンユウ」(正式には『你好!朋友』)を紹介します。おすすめしてくれたのは、ツアー通算2勝の福田真未(安川電機)。昔から通っているという中華料理店で、なんとプロ野球・ソフトバンク球団会長の王貞治氏も行きつけというお店でもある。

 福田は地元大会でプロアマ戦を終えると「ニイハオ!ポンユウ」についてうれしそうに話してくれた。「ピーマンの炒めものがめちゃくちゃ人気なんです。大きくて、パリパリでおいしくて。絶対マストです。結構量が多いので、大人数で行って分けてという感じがいいと思います」。

 中央区にある地下鉄・六本松駅から歩いてすぐの中華料理店は、福田が「15、16年前から行っている」とか。もともと近くに住んでいた縁もあり「昔から大好きで変わらない味です。全部おいしいんですけど、レバニラも大好きです」とプロのツアー生活を支えるパワーになっている。王貞治氏を店内で見かけたこともあり、そのオーラに圧倒されたそうだ。

 記者は早速、試合の週に原稿を終えるとお店を訪問。活気がある店内はこれから夕飯どきという早い時間帯でも混雑していた。もちろん、王さんの写真も飾ってあり、その他有名人のサインなども多数掲げられていた。チンジャオロース、餃子などを注文した。しゃきしゃきした野菜の感触と、しっかり味つけされたお肉が絡み合い、とても幸せな気持ちになった。お店の方からピーマンの炒めものの実物を見せてもらい、その大きさにも圧倒された。

 福田は先週の試合が今季6試合目。2017、18年に優勝経験があり、今季はオフシーズンの1月にインスタグラムで「自分自身と向き合う時間を大切にしていこうと考えております。自分の気持ちと相談しながら、出場する試合は精一杯、頑張りたいと思います」などと試合数を制限しながらツアーを戦っていくことを表明していた。

 「(今季は)ちょっとゆっくりしながらという気持ちが一番大きかったんですけど、いざ試合に出ると、休みながら調整していくのがなかなか難しい。試合勘もそうですし、出続けていた方がリズムはできるかなと思っています。これからのことはまだ分からないけど、なるべく出られたらいいなという気持ちもあります」と現状を明かした。

 RKB×三井松島レディスでは2日間プレーし、福岡のギャラリーから大きな声援で後押しされていたのが印象的だった。長年行きつけの中華で英気を養い、これからも応援してくれる人たちにベストなプレーを届ける。(岩原 正幸)

 ◆福田 真未(ふくだ・まみ)1992年6月15日、福岡市生まれ。31歳。11歳でゴルフを始め、福岡・沖学園高2、3年時に全国高校選手権で優勝。2011年にプロテスト合格。17年伊藤園レディスで初優勝。18年meijiカップで2勝目。昨季はメルセデス・ランク29位でシード獲得。168センチ、58キロ。家族は両親、姉、双子の妹。

 ◆「ニイハオ!ポンユウ」(你好!朋友) 住所は福岡市中央区六本松2丁目7の7 翔ビル1F 営業時間は11時30分~14時、17時~22時まで。毎週月曜日、第2、第4火曜日が定休日。

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