宮里藍さん、現役でプレーする同学年・横峯さくらに「脱帽、感心しかない」 トークセッションで交流


トークセッションを行った宮里藍さん(左)と横峯さくら(大会提供)

トークセッションを行った宮里藍さん(左)と横峯さくら(大会提供)

 女子プロゴルフツアーのブリヂストンレディスは16日から4日間、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で開催される。指定練習日の14日、ブリヂストン・アスリート・アンバサダーを務める元世界ランク1位の宮里藍さんと、横峯さくらがトークセッションを行った。同学年の2人が今後のゴルフへの思いや、自身の取り組みなどを語った。

 2017年に競技を引退した宮里さん。「自身の経験を若手選手と共有して活かせること。そうした取り組みの中で生まれる新たなコミュニケーションの広がりが“ゴルフのわくわく”」とこの日も若手プロや、アマチュア選手と交流するなど、積極的に体験談を伝えることが自身にとってもプラスになっていると話した。

 一方の横峯は、現在も現役選手として日本ツアーでプレーしている。「めげることもあるが、このままでは終わりたくない気持ちと、後輩選手たちにはゴルフに対する自分の姿勢を見てほしい気持ちが強い」と戦う理由を話した。今季からブリヂストンとボール契約を結び、今大会にはホステスプロとして参加する。そんな現役として走り続ける姿を見た宮里さんは「チャレンジし続ける姿勢には脱帽、感心しかないしすごい」と舌を巻いた。

 イベント後には取材に応じた2人。宮里さんは「さくらとゆっくり話す機会が圧倒的に少ない。こういう機会でゴルフに対する思いを聞けてすごくうれしかった」と戦友との意見交換に喜びの表情を見せた。横峯は「ジュニア育成をしっかりやっていて、さっきもトークセッションをしたり、参加しているプロがうらやましいと思う。藍ちゃんだから伝えられる言葉があると思いますし、すごいと思う」と尊敬のまなざしを見せた。

最新のカテゴリー記事