石川遼「悔しかったけど、終わったわけではない」 最終9番OBでダブルボギー 3オーバー出遅れ


11番、3打目を放つ石川遼(カメラ・谷口 健二)

11番、3打目を放つ石川遼(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー  関西オープン 第1日(16日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)

 2008年大会覇者の石川遼(カシオ)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー73でホールアウトした。最終9番で第1打を右に曲げてOB。悔しいダブルボギー締めとなった。

 「最初の11、12番でチャンスがあったけど決めきれなくて、そこからはずっとピンチだった」と振り返った一日。13番で2メートル半のスライスラインを沈めるなど、前半はしぶとくパーを拾い続けた。

 後半は強風が吹き荒れる難コンディションの中でのプレーとなった。「やりがいがあったし、やっていて楽しかった。自分の良いところも悪いところも見えるラウンドだった。良いスコアではなかったけど、良かったことが多いラウンドだった」と口にした。

 フェアウェーを捉えたのは14ホール中4ホールだけと、ティーショットで苦戦した一日だったが、「ショートアイアンの精度だとか、全体的に自分のやりたいゴルフが出来ている」と一定の手応えも感じている。「最終ホールもティーショットだけで焦らずにダブルボギーで上がることは出来た。冷静にやれた。悔しかったけど、終わったわけではない」。決勝ラウンド進出をかけ、2日目を戦う。

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