鈴木愛「絶対ここに戻ってきたいという思いがあった」 15年大会でランカスターCCを経験


鈴木愛

鈴木愛

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン(30日開幕、米ペンシルバニア州ランカスターCC=6546ヤード、パー70)

 日本人出場選手で唯一ランカスターCCで行われた15年大会(32位)に出場経験があるのが日本ツアー20勝の鈴木愛(セールスフォース)。大会を前に意気込みを語った。

 前回に比べてコースは約150ヤード伸びているが「自分も当時よりは飛距離が伸びているので、すごい大きな誤差はない感じがするけど、やっぱり日本のコースに比べてシンプルに難しく感じる。ラフもすごく粘りっけがある。セカンドはラフに入ると飛ばないのは分かっているので計算しやすいけど、グリーン周りがすごく難しい。芝の向きによっても全然違うので、その辺のアジャストと自分の打ち方でいいチョイスができればそこまで苦労しないと思うけど…」とメジャーセッティングの難しさを改めて実感した様子だった。

 15年大会のメモやピンシートも4日間残っていたそうで「活躍しています。当時ここ切っていたんだとか、自分も覚えています」と9年前の情報もプラスにしている。

 「メジャーの中で一番出たい試合。初めて全米女子オープンに出たのがこのコース。絶対ここに戻ってきたいという思いがあったので今年のオフはより頑張れたし、そこを目標に今シーズンに入って、2勝して、ここに来ることができた。自分で得た権利なのでしっかり思い切っていきたい」と強い思いで迎え、目標の「トップ10」を目指す。

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