◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 指定練習日(19日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)
ヨネックスレディス最終日(2日)でスコアの過少申告があったとして、失格になっていた鶴岡果恋(明治安田)が3週間ぶりに復帰する。大会開幕を前に取材に応じ、「今週から心機一転、頑張れたら」と復帰への思いを口にした。
問題となったのは17番パー4。ティーショットをOB方向に打ち込み、暫定球を打った。その後、フェアウェー右サイドにあった球を1打目として、プレーを続行。競技委員が映像等を確認したところ、プレーしていたのは暫定球であったことが発覚した。スコアを「4」と提出したが、実際には「6」のダブルボギーだった。
5日には自身のインスタグラムに経緯を説明。その上で、「自分自身、つねに正直誠実にプレーしています。決して噓をつこうなどゴルフ人生で一度も思ったことも感じたこともありません。ですがこの一件でそう感じさせてしまった事を深く反省しています」と釈明し、「改めていつも応援してくださる皆様、ゴルフ関係者の皆様、同伴競技者の方々にご迷惑をおかけしましたことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます。二度と同じ事を繰り返さないように気を引き締めて、残りのシーズンを全力で頑張って参りますので、今までと変わらぬ応援をして下さると嬉しいです。 2024年6月5日 鶴岡果恋」とつづっていた。
SNSにはファンからの励ましのコメントも多く届いた。「元気をもらった」と前を向いて今週の試合に臨む。「いろんなことが重なって起きてしまった。今後はこの間したミスを反省して、これからはないように気をつけたい」と気を引き締めて再起を図る。