【ツアーメシ】小祝さくらの北海道お薦めはスープカレー「Suage」 トッピングは「せせり」


「パリパリ知床鶏のカレー」を手に笑顔の小祝さくら(本人提供)

「パリパリ知床鶏のカレー」を手に笑顔の小祝さくら(本人提供)

 第9回の「ツアーメシ」企画は女子ツアー第19戦、ミネベアミツミレディス(4~7日、真駒内CC)が行われた札幌市のお店を紹介します。北海道・北広島市出身でツアー通算11勝の小祝さくらが登場。大会中に訪れたスープカレー専門店「Suage」(札幌市)を取り上げます。

 2007年創業の「Suage」は札幌市内に5店舗、都内に4店舗を展開する、スープカレー界を代表する人気店だ。小祝が今回訪れたのは天神店。4日の第1ラウンド後、ゴルフウェアのままコースから直行し、パワーを蓄えた。

 北海道生まれの小祝は「スープカレーは高校生くらいのときに初めて食べて、そこからはまりました。毎年食べています」。ツアーで北海道を訪れる際にスープカレー店を巡ることは、楽しみの一つでもある。「Suage」は昨年のミネベアミツミレディスの大会中に初めて訪れ、優勝につなげた思い出の味でもある。

 スープは玉ねぎを8時間以上かけて炒めたものをベースにしている。鶏ガラのうまみやトマトの酸味を加えた、クセのない味が自慢。こだわりの野菜を店名の通り「素揚げ」することで、素材のうまみを引き立たせている。一度口にするとやみつきに。スープカレー通のなかでも、リピーターが多い。

 小祝に「Suage」の魅力についてたずねると「せせりが好きなので、メニューにせせりのスープカレーがあったり、じゃがいもが甘くておいしいところが好きです」。お気に入りのメニューは「パリパリ知床鶏のカレー」に「せせりの塩こうじ漬け」をトッピングしたものだそうで、理由はシンプルに「せせりが好きだから」。26歳の人気プロは、せせり推しの一面を見せた。

 今季は「ヤマハレディース」「アース・モンダミンカップ」ですでに2勝を挙げ、年間ポイントランクで3位につけている。「調子も悪くないので、しっかりとこれを継続できるようにしたい。後半戦はいつもうまくいかないことが多いので、そういった波を減らせるように今年は頑張りたい」。スパイスたっぷりのカレーで疲労回復に努め、後半戦の活躍につなげる。(高木 恵)

 

 ◇Suage天神 北海道札幌市豊平区平岸1条18―1―6 ルワズィール天神山1F。TEL011・867・9957。営業時間は午前11時半~午後9時(ラストオーダー午後8時半)。

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