川崎春花がツアー記録を超える25アンダーに到達 三ケ島かなが1打差、山下美夢有が2打差に続く


5番でバーディーを決め、笑顔で6番に向かう川崎春花

5番でバーディーを決め、笑顔で6番に向かう川崎春花

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(21日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6505ヤード、パー72)  午前6時53分に雷雲接近のため一時中断し、午前7時54分に再開。約1時間遅れで競技が進行中。

 通算20アンダーの首位からスタートした川崎春花が13番まで5バーディー、ボギーなしで通算25アンダーまでスコアを伸ばし、その時点で、ツアー記録の24アンダーを超えた。

 日本女子ツアーの最多アンダー記録は、24アンダー(3日間大会は2003年のミズノクラシックでアニカ・ソレンスタム、4日間大会は2016年大王製紙エリエールレディスでテレサ・ルー)。残り5ホールでスコアを落とさなければ、21年ぶりの新記録となる。

 1打差2位に三ケ島かな(ランテック)、2打差3位にパリ五輪代表の山下美夢有(みゆう、加賀電子)と最終組の2人が続く。

 今大会は、ラフは短く、グリーンはボールが止まりやすく、好スコアが出る設定。さらに5番パー4(360ヤード)のティーエリアが前方に設定され、実質255ヤード。第2ラウンドの平均スコアは3・2203(イーグル9人、バーディー76人、パー31人、ボギー2人)。2009年ツアー選手権リコーカップ第1ラウンドの4番パー4(358ヤード)の平均スコア(3・6087)を超えて、ツアー史上、最も易しいパー4となった。第3ラウンドの5番も平均スコアは3・3231(イーグル5人、バーディー37人、パー20人、ボギー3人)とツアー史上2番目の易しさとなった。5番は最終ラウンドも実質255ヤードのティーエリアが使用された。

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