原英莉花 来季米下部ツアー参戦は「2026年のための1年間に。環境を変えたい」 渋野日向子は米国での心得を伝授


TGXバトルズ2に参加した原英莉花(左)と渋野日向子(カメラ・富張萌黄)

TGXバトルズ2に参加した原英莉花(左)と渋野日向子(カメラ・富張萌黄)

 シミュレーションゴルフ「FULL SWING」を用いた「TGXバトルズ2」が13日、都内で行われた。ともに1998年度生まれ「黄金世代」の渋野日向子(サントリー)と原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が参加し、優勝賞金200万円をかけて7ホールのマッチプレー対決を行った。

 勝利した原は「しぶこ(渋野)に誘われて参加させてもらった。初めてのシミュレーションゴルフで、しぶこと久しぶりに戦えて楽しかった」と笑顔で振り返った。対する渋野は「原ちゃんとこれで戦いたいと、仲もいいので思っていた。オファーしたら『全然いいよ』と言ってくれたので、今日を楽しみにしていた。勝負は負けてしまったけど、個人的にはすごく楽しかった」と充実の表情を見せた。

 原は5日から米ツアー最終予選会に参加し、11日に帰国した。最終ラウンドに進めなかったものの、来季は米下部ツアーへの挑戦すると明言していた。「LPGA(米ツアー)で戦うことが自分の大きな目標。(来年は)2026年のための1年間にしたい。世界ランクのポイントも関わってくるので、協議しながらにはなるが、自分の意思は向こう(米国)で戦ってという気持ちが大きい」と決断の理由を明かした。挑戦を前に「楽しみですね。今の自分の環境を変えたい。チャレンジしたい気持ちが強い」と不安は少ないと話した。

 隣で戦友の思いを聞いた渋野は、米国での生活の心得を伝授。「移動がやっぱり大変。ご飯も大変。日本のお米がおいしいから、持って行った方がいいんじゃないかな」とアドバイスを送った。米国内での時差もあり、「疲れてるときに無理に動かない。寝られるときに寝る」と米国ならではの大変さを先輩として伝えた。

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