19歳の菅楓華が今季初の予選落ち「今年はいいゴルフをしていたので、悔しい」7オーバーで瞳潤ませる


菅楓華

菅楓華

◆報知新聞社後援女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(9日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72)

 19歳の菅楓華(ふうか、ニトリ)が通算7オーバーの84位タイで今季初の予選落ちとなった。

 優勝候補の菅が苦戦を強いられた。第2日、最初の1番でボギーとなると、「いい流れを作れなかった」と5番はピンをわずかに外れボギー。9番は右のラフから左のラフへと、思い通りの展開に運べず。最後まで果敢にバーディーを取りに行くものの、この日は1つも奪えず、5ボギー。菅は「ハマってくれなくて、修正もできなかった。今年は本当にいいゴルフをしていたので、悔しい」と瞳を潤ませた。

 今季はトップ10を4度マークするなど、メルセデスランキング2位につけ、スタートダッシュに成功。17日に20歳の誕生日を迎える19歳は「20歳までに優勝」を掲げ、今週のサロンパスカップに力を入れていた。だが、「(優勝を)逆に意識して、結果ばかり考えていた。本当に悔しい」と願いはかなわなかった。それでも、菅は同組だった安田祐香(NEC)と日本ツアー初参戦のパク・ヒョンギョン(韓国)に感謝し、「すごくいいゴルフをしていて、勉強になった。いい経験をになった」と前を向き、20歳での初優勝へ向け、新たな一歩を踏み出す。

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