４番でホールインワンを達成し、ボールとクラブを手に笑顔を見せる中嶋月葉選手 （カメラ・馬場 秀則）
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第１日（２２日、愛知・中京ＧＣ石野ＣＣ＝６６４２ヤード、パー７２）
１７歳アマチュアの中嶋月葉（作陽学園高３年）がホールインワンを達成した。
後半の４番パー３（実測１５５ヤード）。７アイアンで打ったショットはピン手前５メートルに落ち、そのままカップインした。「ちょっと（当たりが）薄くて低かった」とミスショットだったというが、「止まらないかな～と思ってたのがけっこう良かった。入ると思ってなくて見てなかったけど、グリーン側が騒いでたので、見たら入っていた」と笑顔を見せた。
昨年８月の日本女子オープンの最終予選会、１０月の樋口久子・三菱電機レディスに続き、人生３度目のエースを約１０か月間で達成した。今年１月には「ホールインワン記念旅行」として、家族で韓国に２泊３日で旅行。今回は主催のブリヂストン社から賞金２０万円が贈られ、「ｉＰｈｏｎｅを新しく変えたい」と明かした。
今大会は１９日の主催者推薦選考会で３位に入り、本戦の出場権を獲得。初日は２アンダーの２４位で終えたが、出だし１０番のダブルボギーとホールインワン直後の５番のボギーを挙げ「２つがもったいなかった」と振り返った。
今後は、宮里藍サントリーレディス（６月１２～１５日、兵庫・六甲国際ＧＣ）の主催者推薦選考会に出場し、７月にはプロテストに臨む予定。「今週から調子が上がってきて、いい感じに戻ってきてる」と好調の１７歳は勢いを加速させていく。