
通算11アンダーの単独首位でホールアウトした宮田成華(左)が同組の川崎春花と抱き合う(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス第2日(7日、新潟・ヨネックスCC=6339ヤード、パー72)
首位から出た宮田成華(日立建機日本)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算11アンダーで首位を守った。1打差の2位に穴井詩(ゴルフ5)、2打差3位に沖せいら(フリー)が続く。13歳のアマチュア須藤弥勒(ゴルフ5/太陽自動車)は79で通算13オーバーの106位で予選落ちした。
単年登録選手としてツアーに初参戦から9年目、プロテスト合格から7年目。27歳の宮田が念願の初優勝に王手をかけた。第1日に65で回り、首位発進。この日も68と健闘し、首位を守った。「首位キープはうれしいですけど、まだ、18ホール残っています」と表情を引き締めて話した。
東京・八王子市の共立女子第二高校出身。先週のリゾートトラストレディスで初優勝した早大出身の稲垣那奈子(三菱電機)は同じ高校の3学年後輩。「高校は(卒業と入学の)入れ違いでした。練習場などではよく話をします」と明かす。
共立女子第二高の公式ホームページには「稲垣那奈子選手(47回卒業生)、JLPGAツアー優勝!」と紹介されている。稲垣の快挙について「やっぱり刺激になりました。私も続きたいですね」と意欲を示した。