古江彩佳「落ち着いたプレーができた」2戦連続予選落ちから復調 3か月ぶりトップ10入り


◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック 最終日(8日、米ニュージャージー州シービュー・ベイC=6263ヤード、パー71)

 1打差2位から出た古江彩佳(富士通)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算11アンダーで日本勢最高の4位だった。2位だった昨年に続き、上位で大会を終えた。

 雨と風の難しいコンディションでのプレーを終えた古江は、中継局WOWOWのインタビューに応じ「調子は悪くなく来ているなかで、(雨で)水が絡むことですごく難しいゴルフだった。でもうまく耐えながらラウンドできた方かなと思う」と振り返った。

 3番パー5でグリーン左からの第3打を寄せてバーディー。6番でボギーをたたいたが、10番で3メートルを沈めて11アンダー。「切り替えられるポイントでしっかりバーディーを取っていけたことは大きかった。水が絡んでグリーン上も重たくなったりして、距離感、スピードをつかむのが難しかったけど、10番からうまくラウンドできた」。16番でこの日2つ目のボギーも、18番パー5で2オンに成功しバーディーで締めた。

 みずほアメリカズ・オープン、全米女子オープンと2戦連続予選落ちを喫して迎えた大会で、3月のブルーベイLPGA以来となる今季3度目のトップ10入りを果たした。「最近調子がよくはなかったが、うまく調整して、スイングも落ち着いたラウンドができた。去年に続いて、いい大会だったかなと思う」と総括した。

 「パッティングもよかったし、ショットも落ち着いたプレーができたので、そこを褒めてあげたい。自信を持って、もうちょっと頑張ってやれればいいなと思う」と口にした。次戦は12日開幕のマイヤー・クラシック。「悪いイメージはないので、しっかり自信を持ってショット、パットをやっていけたら」と語った。

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