
9番ティーショットを放つ池村寛世(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー 最終日(3日、石川・能登CC=7142ヤード、パー72)
3打差3位から出た池村寛世(ともよ、フリー)が逆転で2022年ASO飯塚チャレンジド以来となる3年ぶり3勝目を飾った。1イーグル、6バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算24アンダー。
優勝スピーチで「すごくビッグスコアが出るコースなので、チャンスはあると思っていた。後半は運も味方してくれた。最後はいいパーが拾えたので満足いくプレーだった。(14番の)イーグルはすべてがうまくいった。中盤戦のいいタイミングで優勝できたので、賞金王争いを頑張りたい」と喜びを語った。
14番パー5で残り258ヤードの第2打を7ウッドで11メートルに運び、沈めてイーグルを奪ってトップに躍り出ると、続く15番ではグリーン奥からチップインバーディー、16番では6~7メートルをねじ込み後続を突き放した。キャディーを務める琴音さんと昨年5月に入籍。結婚後初優勝となった。
今大会は能登半島地震の復興支援を目的とした新規大会で、賞金の5%を被災地支援のために寄付する。