
ホールインワンを達成した生源寺龍憲
◆男子プロゴルフツアー ロピアフジサンケイクラシック 第2日(6日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)
賞金ランク1位の生源寺龍憲(フリー)がツアー自身初のホールインワンを達成した。
7番パー3(実測231ヤード)で5アイアンで放った第1打はグリーンに着弾し、そのまま転がってカップインした。今季は14例目で、詳細なデータが残る1985年以降ではツアー史上659例目。「すごいうれしかった」と喜びをかみしめた。
5日の第2ラウンドは台風接近による悪天候の影響で中止。54ホールに競技が短縮され、賞金は75%に減額された。大会を特別協賛するロピアの提案で、最終日にパー3の全5ホールに国内男子ツアー史上最高額の1000万円(複数均等割り)のホールインワン賞が新たに設定された。
この日はホールインワン賞が設定されていなかったが、エースを達成した生源寺には主催者から特別に賞金10万円が贈られた。エース達成後に最終日の賞金額を聞いた生源寺は「明日かよ…みたいな。(1000万円の)賞があれば良かった。明日も狙っていきたい」と笑みを浮かべた。