
市役所を表敬訪問した(左から)デフリンピック柔道代表の佐藤正樹、豊岡武士・三島市長、ゴルフ代表の辻結名(カメラ・伊藤 明日香)
11月に東京を中心に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に出場する柔道日本代表の佐藤正樹(32)=ケイアイチャレンジドアスリートチーム=と、ゴルフ日本代表の辻結名(ゆうな)=日大国際1年=が、静岡・三島市役所を表敬訪問した。
ともに三島市在住。柔道男子66キロ級と団体戦に出場する佐藤は、2022年ブラジル大会に続く2度目の出場となる。前回は5位入賞となったが、24年には第2回世界ろう者柔道選手権大会(カザフスタン)で優勝。7月には第1子となる長男も誕生し、「かっこいいパパとしての姿を見せたい」と今大会初となる金メダル獲得に闘志を燃やしていた。
ゴルフの個人戦・混合団体戦に出場する辻は、今大会が初出場。2024年世界デフゴルフ選手権(オーストラリア)では3位。「メダルを獲得したいです」と笑顔で目標を掲げた。豊岡武士市長は「絶対にメダルを獲得してきてきくださいね」と優しくエールを送った。