堀琴音が66で急浮上 「毎回気負いすぎて失敗」初のメジャータイトルへ貫く自然体


18番ティーショットを放つ堀琴音。通算6アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳) 

18番ティーショットを放つ堀琴音。通算6アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳) 

◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 第2日(12日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)

 第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、20位から第2Rをスタートした堀琴音(ダイセル)が6バーディー、ボギーなしの66と伸ばし、通算6アンダーの暫定3位でホールアウトした。

 「ショットがよかった。ほぼ全部パーオンしたし、バーディーチャンスもたくさんあった。今日はしっかりフェアウェーに乗せられたことが大きかった」と納得の表情だった。

 大洗GCを回るのは2014年の日本女子アマ以来。「当時すごく難しいイメージだった。回ってみてやっぱり難しいと思った」と語りつつ「苦手意識はない」という。「ティーショットのターゲットを絞らないといけないところばかり。ドーンと広く打つよりはターゲット決めてピンポイントで打つ方が個人的には好き」。難コース攻略を楽しんでいる。

 2022年3月のTポイント×ENEOS以来となるツアー3勝目が、メジャー大会なら最高だ。「メジャーはほしいという気持ちはあるけど、毎回気負いすぎて失敗しているので、普段の試合と変えないようにという意識はしている」。いつも通りをテーマに、決勝ラウンドを戦う。

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