石川遼「苦しかった」ティーショット乱調 後半3ダブルボギーで後退


石川遼

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◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第3日(4日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 雨の中で第3ラウンドが行われ、11位で出た石川遼(カシオ)は5バーディー、1ボギー、3ダブルボギーの73とスコアを落とし、通算3アンダーの25位に後退した。

 9、10番の連続バーディーで7アンダーまで伸ばし、トップと3打差の4位に浮上。追撃態勢に入った直後に、ティーショットで続けて大きなミスが出た。11番は右に曲げてロストボールになり、12番でも右へ曲げてOB。連続ダブルボギーで失速した。「スイングが悪かったのでしかたない。コンディションが悪い中でショットでゲームを作りたかったので、それがぶれたことはちょっと残念」。雨中のムービングデーは悔しいラウンドになった。

 3番で3番ウッドでの第1打を左に大きく曲げてボギーとした。「そこからスイングがおかしいなみたいな感じがあって、最後まで直せなかった。ドライバーはたまたま真っすぐ行っていたけど、ドライバー以外の3番ウッドだったり3番ユーティリティーで、全然フェアウェーに行かなかったので苦しかった」と振り返った。

 16番パー3では右手前のバンカーからのピンまで30ヤードの第2打がグリーンを大きくオーバーし、4オン1パット。この日3つ目のダブルボギーを喫した。「ライも良かったし、砂も全然問題なくという感じだったけど、ちょっと(クラブヘッドが)薄く入りすぎてしまった」と語った。最終日に向けて「ショットを修正してやっていければと思う。頑張ります」と話し、練習場に向かった。

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