中島啓太「ゴルフも体調も万全」 田中将大の200勝見届けた 坂本勇人との友情に「泣いてしまった」


16番グリーンで笑顔を見せる中島啓太 (カメラ・堺 恒志)

16番グリーンで笑顔を見せる中島啓太 (カメラ・堺 恒志)

◆米男子プロゴルフツアー ベイカレント・クラシック・レクサス プロアマ戦(8日、神奈川・横浜CC=7315ヤード、パー71)

 欧州ツアーを主戦場にする中島啓太(フリー)がプロアマ戦後に会見に出席。「日本に帰ってきてプレーする機会は今年は1回のみなので、すごく楽しみにしている。いいプレーができたらいいなと思う」と意気込みを語った。

 同じ横浜CCで行われた2023年の日本ツアー、横浜ミナトチャンピオンシップで優勝した。アマチュア時代には同会場での18年日本オープンも経験している。「回る度にグリーン周りとかグリーンの傾斜は難しいという印象は強くなる。ただ、優勝した試合なのでいいショットのイメージはたくさん残っているので、そこは自信を持って戦えると思う」。プラスの要素も多い。

 欧州ツアーのフランスオープン後に帰国し、2週間国内で調整してきた。「状態は悪くないと思う。ゴルフも体調も万全の状態でできると思う」。パワーチャージもできた。大の巨人ファンは、9月30日、10月1日と2日続けて東京ドームへ足を運んだ。田中将大投手の日米通算200勝を見届けた。小学生の時に同じチームだった坂本勇人内野手が花束を持って駆け寄りハグ。「選手が整列したときに背番号6がいないなと思っていた。そしたら花束を持って出てきた。昔からの友人が出てきて花束を渡した。そこでジワッてきて泣いてしまった」と恥じらった。

 欧州ツアーのポイントランキングは現在19位。ロリー・マキロイら該当者を除く上位10人(現状14位まで)が来季の米ツアーシードを得ることができる。「今年は優勝していないし優勝争いも3回だけで予選落ちがたくさんあるので、全然いい年とは言えない。残り4試合はどの国もすごく好きな相性がいい国なので、出しきって終わりたい」。次週から欧州ツアーに戻り、インド、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)を転戦する。日本で弾みをつけて海を渡る。

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