
スタンレーレディスホンダでささきしょうこ(右)のキャディーを努めるラグビー元日本代表の大畑大介氏(カメラ・星野浩司)
◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 練習日(8日、静岡・東名CC=6435ヤード、パー72)
ラグビー元日本代表の大畑大介氏が8日、ツアー3勝のささきしょうこ(日本触媒)のキャディーを務める今大会に向けて意気込みを語った。
大畑氏は2020年から本格的にゴルフに取り組み、ベストスコア81の腕前を持つ。2年前に共通の知人を介して意気投合したささきから昨オフにキャディーの依頼を受け、「ロープの中に入る緊張感を味わってみたい」と初挑戦することが決まった。
この日朝、同級生で元プロ野球選手の建山義紀氏(現ロッテコーチ)から「俺が22年に(高木萌衣のバッグを)担いだ時は予選突破したけどな」と連絡を受け、「ゴルフの実力では勝てへんけど、しょうこちゃんに頑張ってもらいたい」と返信したという。
7日、8日と練習ラウンドを行い「俺ができるのは、バンカーをキレイに直すこと、距離を測ること、グリーンに乗ってからのクラブ選択はパター、それはできる(笑い)。しょうこちゃんが気持ち良くできるようにやりたい」。ささきは「楽しく3日間しっかりプレーしたい」と笑顔を見せた。
優勝の副賞として贈呈されるホンダの乗用車・プレリュードをバックに2人で記念撮影。大畑は「目標は優勝。勝ったらインセンティブで、俺は右のタイヤと左のシートをもらいます」と冗談まじりに笑わせた。目標スコアを聞かれると「俺は(日本代表で)58キャップなので、58を目指します(笑い)」とノリノリだった。