佐久間朱莉、25位以内で年間女王決定「先週は結果を気にしすぎてイライラしてた。ゴルフを楽しみたい」


9番、同組のアマチュアがバーディーパットを沈め、バンザイする佐久間朱莉 (カメラ・豊田 秀一)

9番、同組のアマチュアがバーディーパットを沈め、バンザイする佐久間朱莉 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス プロアマ戦(19日、愛媛・エリエールGC=6595ヤード、パー71)

 メルセデス・ランキング1位の佐久間朱莉(大東建託)が19日、プロアマ戦で最終調整し、王手をかけている年間女王に向けて抱負を語った。

 前週の伊藤園レディスは優勝なら無条件で女王が決まる一戦。最終日は1打差2位で出て前半をトップで折り返したが、後半にスコアを落とし、72と伸ばせず8位で終えた。「心のどこかで先週決めたいとの思いがあった中でプレーしていたのではないかと思う。イライラはしてしまった」と振り返り、「あと2試合しかないので、ゴルフを楽しんでやりたい」と力を込めた。

 ランク2位の神谷そら(郵船ロジスティクス)と678・97ポイント差。今大会は25位以内に入れば、次週の最終戦・JLPGAツアー選手権リコー杯(27~30日、宮崎・宮崎CC)を残して400ポイント以上の差がつき、初の女王が決まる。

 佐久間は「先週は結果を気にしすぎてイライラしてたし、もったいないゴルフをしてしまった。ゴルフの内容が良ければ結果もついてくるので、そこに集中したい」と抱負。予選落ちした場合も、神谷の成績次第で女王が決まるが「せめて最終日まではいたい。テレビで(年間女王が)決まったんだとなるのは嫌なので、現場にはいたい。(報道陣の)皆さんと直接話せるように頑張ります」と笑顔を見せた。

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