渋野日向子「納得がいくゴルフができるように頑張る」 エリエールレディス出場→12月最終予選会へ


9番グリーンへ向かう渋野日向子 (カメラ・豊田 秀一)

9番グリーンへ向かう渋野日向子 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス プロアマ戦(19日、愛媛・エリエールGC=6595ヤード、パー71)

 19年大会覇者で今季国内ツアー6戦目の参戦となる渋野日向子(サントリー)が19日、プロアマ戦で最終調整した。

 渋野は前週、米ツアーのアニカ・ゲインブリッジ・ペリカン(フロリダ州)で予選落ち。今週の最終戦・CMEツアー選手権は出場資格がないため、今シーズンを終え「本当に一番ひどい1年だった。強くなりたい」と涙ながらに語っていた。

 年間ポイントランキングは104位。準シード圏の100位以内に入れなかった。来季米ツアーに向けてより高い出場優先順位のカテゴリーを得るため、12月の最終予選会(4~8日、アラバマ州)に出場する。

 国内ツアーは3週ぶり、今季6戦目の参戦。17日に米国から帰国した渋野は「4日間戦って、いいイメージを持ってQスクール(最終予選会)に行きたい。チャンスをいただけたので、しっかり応えられるように、自分で納得がいくゴルフができるように頑張りたい」と力を込めた。

 渋野の一問一答は以下の通り。

 ◆渋野に聞く

 ―今大会に出場した決め手は。

 「Qスクールまで時間もないですし、1個でも試合に出させていただけるなら出たいなと。話もいただいてたので、出させていただきました」

 ―長距離移動の疲れより、試合で状態を上げる狙いか。

 「そうですね。そんな感じです」

 ―状態は。

 「2021年以来だけど、記憶に残っているホールが多かった。19年に優勝もしているし、コース的にはいいイメージが多いコースなので、楽しく回れた」

 ―コースは。

 「コンパクション(硬さ)が硬いなと思ったし、グリーンもアンジュレーション(起伏)が微妙なのがあってタッチが難しいなと思った」

 ―今週のカギにしたいことは。

 「ここは毎年伸ばし合いになるし、ハイスコアが出るコース。しっかりフェアウェーキープして、パーオンしていかないとスコアにはならないと思う。まず普通のゴルフができるようにしたい」

 ―実戦で一番確認したいことは。

 「やるべきことは(10月に国内ツアーに出場した)前の4週間と変わらず、しっかり自分のルーチンをやり切ること。景色やいろんなことに邪魔されないように、ボールに集中してやることだと思う」

 ―前週より気温差はあるか

 「フロリダは寒くて、朝は3度くらいで体感気温はマイナスの日もあった。ちょっと差はあります」

 ―今大会の目標は

 「4日間戦って、いいイメージを持ってQスクールに行きたい。チャンスをいただけたので、しっかり応えられるように、自分で納得がいくゴルフができるように頑張りたい」

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