◆米女子プロゴルフツアー ホンダLPGA 最終日(22日、タイ・サイアムCC=6649ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、岩井千怜(ちさと、ホンダ)は2位に終わった。首位と3打差の3位で出て2イーグル、2バーディー、ホギ―なしの66で猛追。通算23アンダーと伸ばしたが、世界ランク1位のジーノ・ティティクル(タイ)に1打差で敗れた。
岩井千は1、2番で連続バーディー発進し、7番、10番で2度のイーグルを奪うなど猛チャージ。だが、終盤にスコアを伸ばせず、地元タイの大声援を受けるティティクルに競り負けた。米ツアー本格参戦1年目の昨年5月に初優勝を飾ったリビエラマヤ・オープン以来、9か月ぶりのツアー2勝目はならず。ホールアウト後に悔し涙を流した。
◆岩井千に聞く
―最終日を振り返って。
「今日は悪くないプレーだった。それ以上にジーノがいいプレーしてたので、素晴らしいなと思う」
―3打差3位から2連続バーディー発進した。
「今日も自分のペースで周りを気にせずにプレーすれば大丈夫だ、と自分に言い聞かせながらプレーできた」
―7番のイーグルでガッツポーズを見せた。
「イーグルが必要になってくるシチュエーションがけっこうあったので、ここで来い…と思いながら打ったら、まさか入ってくれて良かった」
―自身の順位を把握しながらプレーしたか。
「常に(リーダー)ボードを見ながらプレーしてた。なかなかうまくいかないのがゴルフだなと改めて思った」
―ボギーなしで流れを作った。
「けっこうシビアなパーパットを沈めてしのいではいたけど、15番のバーディーパットを外してしまったのが、今回のキーだったなと反省してます」
―落ち着いてプレーしていた。
「今週、こんなにいいプレーできると思ってなかった。まずは上位で戦えたことは自信になった。気持ちの持ち方も学べて、大人になった気がした。きっと今後につながると思う」
―待ち時間に歌っていた。
「ずっと歌いながら今日はやっていた。ゴルフ以外のことも考えるようにしてた。鼻歌を歌いながら、自分の世界観を作ってた」
―4日間でバーディーを量産した。
「全体を通して、去年の自分より成長してると思う」
―次週に向けて。
「来週も自分のペースで、また日本の皆さんにいいプレーをお届けできるように頑張ります」
◆岩井 千怜(いわい・ちさと)2002年7月5日、埼玉・比企郡出身。23歳。埼玉栄高卒業後、武蔵丘短大在学中の21年6月、プロテストに一発合格。22年にツアー史上3人目の初優勝から2週連続V。25年3月の国内開幕戦・ダイキンオーキッドレディスで通算8勝目。昨季から双子の姉・明愛とともに米ツアー本格参戦。同5月のリビエラマヤ・オープンで初優勝。162センチ。家族は両親と姉、弟。

