
7日に16番の水入りショット後に池に落としたクラブを拾われた片岡尚之(右)と笑顔の松山英樹
◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ 練習日(8日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7565ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)8日=星野浩司】初出場の片岡尚之(ACN)は開幕を翌日に控え、1番からのアウト9ホールで練習ラウンドを行った。
昨年の国内ツアーで平均パット1位のパット巧者は、硬くて速い高速グリーンで傾斜やパットタッチを入念にチェック。「ロングパットの距離感がすごい難しくて、グリーンも日に日に速くなってて、段や傾斜が強い中でしっかり2パットで上がれるかが大事」と警戒を強めた。
さらに、グリーン周りのバンカーから、ピンまで短い距離でスピンをかけて止めるショットも練習。「日本だとなかなか使わないような技術。もうちょっと入れ方をミスったら、すぐミスになるような入れかたをしてやっと止めれるかという感じ。本当はあんなの打ちたくない」と苦笑した。
前週日曜の5日に18ホール、6日に9ホール、7日は13ホール、この日は9ホールと4日間で49ホールの練習ラウンドを重ねた。「そんなにやる試合はない」と目を丸くし、「やってもやっても足りないくらいのコース。自分のできいる範囲でグリーン周りや傾斜もチェックできた。準備はできた」と手応えを見せた。
練習ラウンドは2021年大会覇者の松山英樹(LEXUS)と7日まで2日連続で回った。池越えの16番パー3では、恒例の水切りショットを打った後にクラブを池に落とすハプニング。5日に4アイアンで打っていたが「松山さんが5アイアンでやってたので、5アイアンの方がいいかなと思って打ったらミスったと思って、手を離したら傾斜に落ちた。普通に4アイアンで打てばよかった」と珍事を振り返った。
昨年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)や世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)ら世界のトップ選手と同じ舞台で戦う。片岡は、米男子ツアーへの思いについて「これだけすごい選手と戦える舞台。まだそこまで行けるような実力も正直ない。日本でしっかりもっと上に行ってという気持ちはある。その時にならないと分からないけど、今は目の前のことをやる」と冷静に語った。

