
7番ティーで談笑する(左から)竹田麗央、渋野日向子、小祝さくら(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第1日(10日、埼玉・石坂GC=6580ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)
米女子ツアーを主戦場として今季日本女子ツアーに初参戦する2019年全英女子オープン優勝の渋野日向子(サントリー)は1バーディー、2ボギーの73、57位と出遅れた。予選通過ライン(50位タイまで)と1打差。第2日に巻き返しを図る。早大出身の稲垣那奈子(三菱電機)が石坂GC開催の大会記録タイの7アンダーで首位に立った。
米女子ツアーを主戦場とする渋野と竹田麗央(ヤマエグループHD)、ツアー通算12勝の小祝が同組でプレー。人気選手が集まった組には多くのギャラリーが追いかけた。盛り上がりを見せる中、渋野は前半ショットが不調で2ボギー。唯一の見せ場は16番パー3。グリーンの外からパターを使い、ピンのド真ん中に強めに当てて、ねじ込んだ。
ガシャン! カラン…。
渋野のバーディートライが決まると、ギャラリーから大声援が沸き起こった。
「下の芝が薄くて(ウェッジでは)チャックリするのが嫌だったのでパターを使いました。『入って良かったぁ、というくらい(強く)打ってしまいました」と渋野は苦笑いで、この日、唯一のバーディーを振り返った。
同組の竹田は5バーディー、2ボギー。小祝は6バーディー、1ダブルボギー、1ボギー。ともに69で11位とまずまずのスタートを切った。大ギャラリーに囲まれてのプレーについて渋野は「なかなかいいプレーを見せられずに申し訳ありません。『バーディー1個かよ!』という感じです。その分、小祝さんと竹田さんがたくさんバーディーを取ってくれましたけど」とトレードマークの笑顔で話した。
今季、渋野は米女子ツアー3戦で予選落ち2回。今季初の日本ツアーでも57位と出遅れた。予選通過ラインとは1打差。「今の状況を理解して前を向いてプレーするだけです。まだ、明日(11日)があります。これから練習します」。取材対応を終えた渋野は一転、表情を引き締めて練習場へ向かった。

