
NTTドコモビジネスレディスで優勝した菅沼菜々
◆女子プロゴルフツアー NTTドコモビジネスレディス 最終日(3日、千葉・浜野GC=6704ヤード、パー72)
菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が1年ぶり4勝目を飾った。単独首位で出て7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算18アンダーで2位に5打差をつける圧勝。昨年5月に同会場で行われた前身のパナソニックオープンに続く優勝で、賞金1620万円を獲得した。
菅沼は優勝会見で「去年はどん底からの復活で、すごく1打1打にしびれていた。今回はショットとか自信がすごくあって、自信満々でゴルフできた」と語った。
◆菅沼に聞く
―序盤からバーディー合戦になった。
「バーディー合戦になると思ってたので、周りに惑わされずに自分のプレーに集中しようと思ってやった結果、朝から3連続バーディーで後続を離すことができて良かった」
―9番の2打目は池越えのショットで2オンした。
「池越えは205ヤード、エッジまで214ヤード。(右へ)刻む選択肢もあったけど、調子が良いのと、自分の勢いを見せたい、『いってるぞ』という感じを出したかった。すごいダフって『ヤバい、お願い!』と言って、ギリギリ越えた。3パットでパーだったけど、チャレンジしたことは自分の中でも褒めたい」
―16番のバーディー後にガッツポーズを見せた。
「16番でバーディーを取って、すごくいけるかなという感じだった。すごいうれしかった」
―昨年の優勝から成長した部分は。
「去年はどん底からの復活で、すごく1打1打にしびれていた。今回はショットとか自信がすごくあって、自信満々でゴルフできた。去年は(最終日の)前の日に普通に寝られたけど、昨日は全然寝られなかった。時計を見るたび1時間くらいしか進んでなくて、緊張してるなと思った」
―自信が結果につながっている。
「自分の開幕だったVポイントSMBCレディスから、今世紀最大に調子がいい。アクサレディス、ヤマハレディースはトップ10に入れなかったけど、調子が良いのにかみあわない感じ。いつかまた来るだろうと思えるくらい自信があったので、やっとここでパターが入ってくれてよかった」
―オフの合宿は。
「静岡で合宿して、50ヤードや100ヤード刻みでショット練習して、乗らなかったらダッシュしたり、きつかった。トレーニングのメニューを増やして、重量も増やしてやった。サボりたくなる日もあったけど、サボらず頑張った」
―優勝を引き寄せた1打は。
「13番のチップインバーディー。めちゃめちゃ大きな泥がボールについてて、上って右に下るアプローチで、『こんなん絶対乗らない、どうしよう』と思った。ちょっと強かったけど、まさか入って、本当にあれは奇跡だった」
―オフから頑張れたモチベーションは。
「オフに乃木坂46さんのライブに行って、一緒に写真を撮ったので頑張れた。自分のライブもたくさんのファンの方が来て応援してくれて、あの日を思い出して頑張ろうと思った。声援がすごいうれしい。他の選手と違うことをやってるけど、認めて応援してくれてる皆さんがいるので、これからも頑張りたい」
―アイドル活動をしているからこそ、ゴルフで結果を出したい気持ちは。
「めちゃくちゃある。歌も出して、これで成績悪かったら絶対にたたかれる。私はゴルフが本当に大好きなので、練習もトレーニングもたくさん頑張れた。結果で残せてうれしい」
―自身のグッズを販売し、選手分の収益を全額寄付している。
「私が広場恐怖症を公表してから、同じ病気や違う病気だけど応援に来て元気になったり、私の活躍を見て頑張ろうと思えた人がたくさんいるので、頑張る意味ある。パラスポーツ協会さんなどに寄付し、社会貢献や誰かの役に立つ人間になりたい」
―今後の目標は。
「常に優勝争いできる選手が強いので、常にトップ10に入る選手。メジャー優勝をしたいので、来週(ワールドレディスサロンパスカップ)頑張りたい」
―具体的な目標は。
「パーオン率1位になりたい」
―ランキング上位や年間女王も狙える。
「パーオン率が良ければ必然的に良くなりそうなので、まずはパーオン率1位を目指したい」

