
逆転優勝を飾った堀川未来夢が王冠トロフィーの重さに耐えられず、足で支える (カメラ・豊田 秀一)
◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 最終日(3日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
3打差4位で出た堀川未来夢(Wave Energy)が7バーディー、ボギーなしの63をマークし通算16アンダーで逆転し、2022年マイナビABC選手権以来となる4年ぶり5勝目を挙げた。
前半で4つ伸ばしトップを捉えた。10番で4メートルを沈めて抜け出すと、11番は5メートル、12番は1メートルにつけて3連続バーディーを奪い一気に加速。終盤の6ホールはパーをセーブし、そのままゴールテープを切った。
ゴルフファン獲得へ積極的に情報を発信。自身のYouTubeチャンネル「堀川未来夢チャンネル」は登録者数43万人を超えている。なんと、2日の夜にアップした“新作”での予言が的中した形になった。コースでの練習ラウンド中に撮影したもので、テーマは「自分がトップで2位と2打差にいる状況で残り3ホールを迎えたときのマネジメント」。16番のティーグラウンドに立った時、2位の細野勇策と2打差だと知った。「まさにあの状況。面白いなと思いながらやっていた」と笑った。
「1打差だったらただ頑張るだけだけど、2打差で残り3ホールとなると、マネジメントやターゲットが変わってくる。自分が(スコアを)落とさない限り、プレーオフには絶対にもつれる。相手が2つ伸ばしたら、これはもう素晴らしいというだけ。一番良くないのは自分が1つ、2つ落としてしまうことなので、16、17、18番はなんとしてでも耐え抜こうと思った」とプレー中の心境を明かした。
◆堀川 未来夢(ほりかわ・みくむ)1992年12月16日、神奈川・厚木市生まれ。33歳。父の影響で4歳からゴルフを始め、2012、14年関東アマ優勝。日大を経て14年プロ転向。19年に日本ツアー選手権でツアー初優勝。22年日本プロも制しメジャー2冠。昨季の賞金ランキングは7位。名前の由来は「未来に夢を持ってほしい」と父が命名。176センチ、84キロ。

