
9番、ティーショットを放つ長沢愛羅(カメラ・中島 傑)
◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス 第1日(3日、神奈川・戸塚CC東C=6487ヤード、パー72)
2日に悪天候のため中止となっていた第1ラウンドが行われ、18歳アマチュアの長沢愛羅(日本ウェルネススポーツ大)が6バーディー、1ボギーで5アンダーの67をマークした。前半スタート組みでは首位と2打差の2位で終えた。
怒とうの3連続バーディーで一気に上位浮上した。初ボギー直後の7番パー5で、残り90ヤードから第3打を50度ウェッジでピンそば30センチに寄せるスーパーショットでバウンスバック。8番は2メートル、9番は3メートルのベタピンで伸ばしてフィニッシュし、観客の拍手を浴びた。
叔父で男子プロの長沢奨をキャディーに起用し、二人三脚でコースを攻略した。最終9番は「カップ3個分」曲がる難しいパットのラインを2人で読み切ってバーディー。「叔父さんが言ったところに打てば入ってくれたので良かった。全体的に良くて、特にパットがよかった」と胸を張った。
トレードマークは、40センチの髪を根元から毛先近くまでヘアゴムでぐるぐる巻きにしたタイトポニーテールだ。約30色から選んだ「1メートルくらいのゴム」を母・明日香さんが3分ほどで巻いてくれる力作。「髪の毛に汗がつくのが嫌で、中学生の頃からやっている」。この日は、約30色のヘアゴムからウェアに合わせて水色で巻いた髪を振り乱し、好スコアをたたき出した。
高校3年だった昨年の最終プロテストは合格うラインに5打及ばず、悔しさを味わった。「去年はテスト、テストという感じで逆効果だった。今年は常にアンダーパーで回ることを目標にしている」。平均飛距離は240ヤードに伸び、11月のプロテストは2度目の挑戦で合格を目指す。親交がある国内ツアー8勝の高又順(韓国)を挙げ「高さんのように、みんなから愛されるプロになりたい」と目を輝かせた。
今季は6月の宮里藍・サントリーレディスの最終日には、ホールインワンを含む2ホール連続イーグルを達成し、10位に入った。2週前の日本女子アマ選手権では最終日に逆転で初優勝し「すごく自信になりました」。アマ日本一に輝いた勢いに乗り、レギュラーツアー12戦目で、史上9人目のアマチュア優勝を狙う。

