【男子ゴルフ】2日間で19バーディー! 驚異の「60」で首位浮上 大西魁斗「うれしい」 4年ぶり2勝目に王手


単独首位に浮上した大西魁斗(星野 浩司)

単独首位に浮上した大西魁斗(星野 浩司)

 ◆男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー 第3日(26日、石川・朱鷺の台CC=6838ヤード、パー70)

 第3ラウンドが行われ、4年ぶりツアー2勝目を狙う大西魁斗(フリー)が3位で出て10バーディー、ボギーなしで大会&自己ベストを更新する60をマークし、通算18アンダーで単独トップに浮上した。

 ショット、パットともに神がかっていた。大西は3番、5番で1メートルのベタピン、8番は5メートルをねじ込んでガッツポーズを見せた。13番は1メートル、14番は3メートルを沈めて首位に並び、15番はピンそば30センチにピタリと寄せ、17番まで5連続バーディー。一気に単独トップに浮上した。

 石川遼(カシオ)2010年の中日クラウンズで出した歴代最少「58」には届かなかったが、60のビッグスコアをたたき出した。62をマークした初日に続く2日連続の大会&自己ベスト更新。2日間で合計19バーディーを重ね「昨日に引き続いて調子が良かった。気づいたら10アンダーだった」と笑みを浮かべた。

 同組の小平智(Admiral)、長野泰雅(福岡地行)がドライバーを振る中、大西はアイアンでティーショットを放つ場面が多かった。ドライバーを握ったのは5~6回のみ。「ラフに行くとすぐボギーになる。フェアウェーにいることが一番大事」。確実にフェアウェー、そしてグリーンに乗せ、10バーディーを量産した。

 2024年に米下部ツアーで初優勝。米ツアーに昇格した昨年は予選通過が6度のみと苦戦し、シードを獲得できなかった。世界最高峰の舞台での経験を通し「自分の足りないこと、ルーチンをしっかりやって、決めたことをやり切ることを意識し始めた。内容が良ければ結果に絶対につながる」と学びが多かった。

 初日の40位から2日目に3位、この日は単独首位とうなぎ登りに上昇。22年のフジサンケイクラシック以来、4年ぶり2勝目に王手をかけた。今週は石川県で開催され「ごはんがおいしい。焼き肉ばっかりですね」と好物を食べてパワー注入。2位と2打差で最終日に臨むが「目標も決めないし、どの試合で優勝したいとか目標もない。1球1球にベストを尽くしてやれることをやる」と気を引き締めた。(星野 浩司)

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