
名前の「しずく」にちなんで、自身がデザインした「しずく」のイラストが入ったヤーデージブックを手に笑顔を見せた高橋しずく(カメラ・小河原 俊哉)
◆女子プロゴルフツアー ▽富士通レディース 第1日(15日、千葉・東急セブンハンドレッドC西コース=6717ヤード、パー72)
第1日が行われ、ツアー1勝でプロ11年目の29歳、蛭田みな美(YUASA)と、プロ4年目未勝利の26歳、高橋しずく(白銅)が、ともに7アンダーで首位発進した。1差単独3位にサイ・ペイイン(台湾)。2差4位タイに、ホステスプロで4度目の大会制覇がかかる古江彩佳(富士通)、小祝さくら(ニトリ)、イ・ミニョン(韓国)。3差7位タイで、年間女王を争うメルセデスランキング首位の桑木志帆(大和ハウス工業)、同2位の佐久間朱莉(大東建託)、2年連続シード権取りがかかる都玲華(大東建託)らが追う。
蛭田は前半5バーディー、ノーボギーのロケット発進を決めた。出だし10番(パー5)でバーディーを沈め、4連続バーディーの通算5アンダーでハーフターン。折り返しの後半となった1番(パー5)、3番(パー4)でもバーディーを奪いスコアを縮めた。蛭田は今季、今大会で皆勤の31戦連続出場。ここまで11回予選落ちから11連続予選突破し、前週のスタンレーレディスホンダでは今季自己最高順位の4位タイに入り、尻上がりに調子を上げている。今大会終了時のメルセデスランキング上位35人に、日米共催のTOTOジャパンクラシック(11月5~8日、茨城・太平洋クラブ美野里コース)の出場権が与えられる。同大会の出場権争いで蛭田は現在37位でボーダーラインにいる。
名前の「しずく」から愛称「ぷるちゃん」こと高橋は、この日の最多9バーディーを奪い、自己ベスト「67」を塗り替える「65」をマークした。最難関の18番(パー4)は手前バンカーにつかまりダブルボギーを叩いたが、自身初の首位発進で存在感を�\xBAした。
今大会の賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は2700万円に増額され、昨年までの3日間競技から4日間と1日増えた。年間女王争いのメルセデス・ポイントも3日間大会の1・5倍となる。今季ツアーは富士通レディースを含め残り7戦。4日間開催となった今大会の成績が注目される。
AIG全英女子オープン覇者で自身初の年間女王を目指す桑木は、今季国内ツアー4勝目へ、1イーグル、3バーディー、1ボギー。1番からスタートし2連続バーディーで波に乗り、13番(パー3)でボギーを叩いた後の14番(パー4)でイーグル奪取、15番(パー4)のバーディー奪取からスコアを落とさずホールアウトした。佐久間朱莉は4バーディー、ノーボギーの安定したゴルフでの初日だった。
◆TOTOジャパンクラシック 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と米国女子プロゴルフ協会(LPGA)が共催する、日本国内で開催される唯一の米女子ツアー公式戦。今年は11月5~ 8日に太平洋クラブ美野里コース(茨城県小美玉市)で開催。賞金総額は210万ドル(約3億3000万円、15日時点のレート)。
◆メルセデスランキングとは JLPGAツアーの各競技及びUSLPGAメジャー競技での順位をポイントに換算し、年間を通じての総合的な活躍度を評価するランキング。獲得ポイント(PT)は3日間競技で順位の1倍の200PT、 4日間競技(公式戦以外)が1・5倍の300 PT、国内公式競技(メジャー)は400 PT、US・LPGAメジャー競技が800 PT。

