
2001年の大会スタートから多くの人々に親しまれた「ファンケル クラシック」は25年目を迎える
PGAシニアツアー「ファンケル クラシック」があす16日から、静岡・裾野カンツリー倶楽部で開催する。「シニアの元気が日本の元気!!」をスローガンに、2001年からスタートした同大会は今年が25周年。大きな節目を前に、主催の株式会社ファンケルで長年運営に携わってきた大会事務局・白石泰章さん(41)が25周年への思い、大会の魅力・価値について語った。
世の中のシニアを元気づけるトーナメントを作る、そんな思いから始まった「ファンケル クラシック」。四半世紀を迎え、白石さんは「従業員のメンバーやボランティアの方々が毎年色んな試みをしながら、去年よりいい大会にしていこうと続けてきました。皆の思いが乗って、この25回目を迎えられる」と感慨深い表情を浮かべた。
2008年の入社以降、大会に携わってきた期間はトータルで12年にもわたるといい「(他の社員と比べて)むちゃくちゃ長いです。気がつけば抜けられなくなっていました」と笑う。印象に残っているシーンには、歴代の優勝の瞬間をあげた。「第17回で米山(剛)選手が優勝した時は5人でのプレーオフで。誰が勝つのかというドキドキ感とか、第20回での田村(尚之)選手の飛び跳ねて喜ばれている姿とか…プレーオフが多い大会なので最後まで目が離せないですね」。
一方、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた20年は大会を中止し、21年は無観客で第20回を開催した。「だからこそ(コロナ禍以降は)ギャラリーの方々に来ていただけることに一層感謝するようになりましたし、どう楽しんでいただくか、という気持ちも強くなった」と振り返った。
長く関わってきたからこそ感じる魅力・価値とはなにか。「『家族で楽しめる大会』を当初から掲げ、男性だけでなく女性の活躍も応援する大会として新しい魅力を発信してきました」と白石さん。続けて「ゴルフは年齢関係なく楽しめるスポーツで、健康増進の機会にもなる。大会を通して、さまざまな価値を築いてきたからこそ25年続けられたのかなと思っています」と言葉に力を込めた。
会場内のイベントは、毎年社員自ら企画するのも「ファンケル クラシック」の魅力。今年も春先から皆が汗を流してきた。「今後も男子シニアの魅力を多くの方に知っていただきたいし、ファンケルとしてゴルフを楽しむ方の美と健康を支えられれば。他のツアーの先駆けになれるような大会にしていきたい」と白石さん。シニアツアーを盛り上げるべく、これからも進化を遂げていく。
記念大会「感謝」の来場者無料誘致
◆見どころ 記念大会の大きなトピックスは、来場者の無料誘致だ。25年にわたり大会を応援してくれたことへの感謝の思いを示したもので「ギャラリーは近隣の方が多くいらっしゃる。気軽に足を運んでいただきたい」と白石さんは呼びかける。
出場選手はこのほど発表され、前回大会を制したタマヌーン・スリロット(57)=タイ=、地元・静岡県出身でプレーオフで3連覇を逃した昨年の雪辱に燃える宮本勝昌(54)=シーミュージック=、本大会最多4度の優勝を誇る室田淳(71)=長寿の里=らが参戦する。23年から併催されている女子エキシビションマッチには、有村智恵(38)=ミサワホーム=、原江里菜(38)=NEC=、昨年優勝の宮里美香(37)=ニチコン=ら6選手が出場。今年は新たな取り組みとして、初日(17日)のみ男女混合でラウンドが行われる。
また「ファンケル クラシック」では、サステナブルな大会づくりに向け様々なチャリティー活動を実施。第7回以降は社会貢献活動をさらに充実させるため「ファンケル クラシック基金」を設立し、「豊かな地球環境」「健やかな暮らし」「誰もが輝く社会」というテーマに基づき寄付先を選定する。環境に配慮した運営にも注力しており、「カーボンオフセット」の導入など今年も積極的にエコ活動を進めていく。
◆大会情報
▽賞金 総額5000万円(優勝賞金1000万円)
▽会場 裾野カンツリー倶楽部(静岡県裾野市今里1060)
▽アクセス JR三島駅北口乗り場からシャトルバスが利用できる(16日~18日の午前6時30分~午後0時30分の予定)。自動車で来場する場合は裾野インターチェンジから約10分(ギャラリー用の駐車場あり)
▽テレビ放送 BSテレ東で18日午後1時30分から
家族全員が楽しめるイベント盛りだくさん
来場した家族全員が楽しめる大会を目指し、今年も競技と並行して会場内では各種イベントが実施される。注目は3月から全国の直営店舗で開始されたカウンセリングサービス「FANCL SKIN PATCH」の体験コーナー。独自のAI技術で角層細胞を解析し、現在の肌状態だけでなく未来の肌リスクまで知ることができる。
また、体の糖化度やカロテノイド量を測定できる健康チェックコーナーのほか、新たな試みとして当日の紫外線の強さや気温を可視化させる「スキンコンディションボード」を設置する。さらに子どもも楽しめるよう、今年も「KIRINキッズパーク」でパターゴルフや射的などが体験できる。

