
優勝を決め、同組の今平周吾(左)か祝福される細野勇策(カメラ・馬場 秀則)
◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 最終日(18日、滋賀・タラオCC西C=7411ヤード、パー70)
最終ラウンド(R)が行われ、単独首位で出た23歳レフティーの細野勇策(三共グループ)が70で回り、通算13アンダーで今季国内メジャー2勝目を飾った。優勝賞金4200万円、5年シードを獲得。来年の海外メジャー、マスターズと全英オープンの出場権が付与される。
1打差2位の今平周吾(ロピア)と2サム(2人1組)の最終組でプレー。強風が吹き荒れる中、4番で4メートルを沈めてバーディーを先行させ、ガッツポーズを見せた。直後の5番でボギーを打ったが、6番で4メートルを決めて取り返した。
10番でアプローチを寄せ切れずにボギーとした後、11番は2・5メートルを沈め、12番パー3(実測115ヤード)はピンそば1メートルに寄せて連続バーディーを奪った。14番は2メートル強のパットを外し、17番は第1打をバンカーに入れてボギー。24年覇者の今平がスコアを大きく崩し、1つ前の組の坂本雄介(jioworks)が猛追した中で逃げ切り、大会初優勝をつかんだ。
ツアー初優勝を飾った5月の日本プロ選手権センコーグループカップに続く国内メジャー2冠。23歳282日での達成は蟬川泰果(アース製薬)に次ぐ年少2位の快挙となった。同一年の2冠は19年の石川遼(カシオ)以来7年ぶり17人目で、同じ左利きの羽川豊(23歳363日)を抜いて最年少記録となった。
8月にはISPSハンダ夏に爆発トーナメント初日から翌週のSansan・KBCオーガスタ第2Rの3番まで84ホール連続ノーボギーとし、ツアー史上4番目の記録をマーク。今大会は予選R36ホールの大会最少ストローク記録となる129をマーク。2日目から首位を守り抜き、安定感抜群のプレーで勝ちきった。
ポイントランクでは625ポイントを加算し、トップを独走。初代年間王者に向けて、細野が終盤戦へ勢いを加速させる。
◆細野 勇策(ほその・ゆうさく)2003年1月9日、山口・山陽小野田市生まれ。23歳。左利き。父の影響で6歳でゴルフを始め、小学6年時に全国小学校選手権で優勝。ルネサンス大阪高を経て、21年にプロテスト合格。22年にツアーデビュー。25年の賞金ランキングは19位。26年の国内メジャー、日本プロ選手権センコーグループカップでツアー初優勝。趣味は「ゴルフ」で、好きな食べ物は「焼き肉」。177センチ、74キロ。

